kobeniの日記

仕事・育児・目に見えない大切なものなどについて考えています。

ストレスなく職場復帰!ゆるゆるワーキングマザー6つのコツ(後編)&イベント告知

こんばんはkobeniです。なんだか最近、急に息子がたくさんしゃべるようになり、中でも「抱っこして」を「あっこ、いーね!」と言うのですが、泣きながら「あっこ、いーね!あっこ、いーね!」とクレイジーケンバンドのように連呼する時があり、私があっこさんという名前だったら、もう少し嬉しかっただろうか…などと思っています。
きょうは昨日の記事→ストレスなく職場復帰!ゆるゆるワーキングマザー6つのコツ(前編) - kobeniの日記の続きをお届けしますよ。




5.「ワーキングマザー」といっても十人十色、いろんな人に会おう


「子育てと仕事」という風に、これまでと全く違うライフスタイルを前提にした時、将来について色々と考えたり、迷ったりすることもあるかと思います。私は正直、復職にあたり、自分に対してすごく「甘かった…」と思った点が多く、色々と棚卸ししてリスタートしなければいかんな。と感じていたので、とりあえず先んじてママをやっている人達にたくさん会って、お話を聞きました。当たり前のことですが、「ワーキングマザー」と言っても本当に十人十色で、子供や、夫や、仕事に対して皆ちょっとずつ、重みのバランスやこだわりポイントが違うようでした。私が「ああ、そういう考え方はかなり近いというか、参考になる」と思ったのは、意外に年下のママの話だったりしたので、世代を問わず色んな人に会って、話を聞いてみると良いのではないでしょうか。もう子供が中学生、みたいな方にも話を聞くと、「あー、子供が塾に行くようになってから、さみしいくらい手がかからないねー」と言っていたりして、「大変、大変!」って思っているのも今のうちか。なんて気がラクになったりしました。




6.子育て経験が「メリットになるのか?」と敢えて問うならば、「なる」


「子育て中の女性を雇うことのコストとメリット」—どこぞの経営者が言い出しそうですね。むぅぅぅ…くらえ!正義!とサンデル教授のハーバード熱血教室を投げつけたくなります*1が、なにかと不利な立場に置かれやすいワーキングマザーの皆様に置かれましては、どんな経験もビジネス上のメリットとしてプレゼンしてしまえるくらいのタフさが欲しいところです。
人生において、ビジネスとはそのごく一部であるわけで、その外側の部分で、子育てはたくさんのことを与えてくれる、と私は感じています。でもビジネスのシーンにおいても、子育て経験は大いにメリット(自分にとっても、企業にとっても。win-winてやつですね!)に変えられると思います。

こないだイクメンプロジェクトのイベントかなんかで、(株)ワークライフバランスの小室さんが「ハムがポニョの好物だって知らなかった。ポニョの曲を流しただけで飛ぶように売れた。(byハムの販売員)」っていう話をされていたそうですが、こういうことかなと。単純に子育てをしている人たちの消費について、実感を持って想像しやすくなりますよね、ママになれば。アンパンマンの絵がついた高野豆腐があるの知ってますか、そこの男子。アンパンマンがついているだけで、玄関から微動だにしない子供がクツをはいたり、すごい偏食の子が豆腐を食べたりするわけですよ!「ちょっとパッケージがかわいくて差別化」とかそんな軽いもんじゃない、親にとっては切実なのよこれ(力説)!…マンションの広告とか見てて思うけど、あれ、なんでその地域の待機児童のこと書かないんでしょうね。共働きのDINKSとかもマンション探してるだろうに。「周囲に保育園があるよ」、だけだとちょっと緩いよねーとか。


…だから、仮に一時的に、これまでやってきた仕事を辞めざるを得ないとか、仕事自体できないとか、そういうことがあったとしても、子育て経験は、工夫次第でビジネスにおいても武器にできるんじゃないかなあ。もちろん、それなりの戦略とか工夫は必要なのでしょうが、「ママ視点だけ」ではビジネスにならないので。




と、最後の方は全然ゆるくない感じになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。ブロガーとしてのサービス精神から、6項目も書いてみたものの、実は私が本当に伝えたかったのは…3番(昨日の記事の)ですね!この一年、「我々は神に試されている!」というぐらいケンカをしました、ダンナと。でも、さっきも書きましたが、「ああこれダンナのせいでも私のせいでもないわ、もっと大きな問題があるわ」と思った時から、いい意味で諦めがついた感じがありました。自分たちをなんでもかんでも責めるというのも、やっぱりおかしいなと思ったわけです。
その「大きな問題」について、真剣に考えようというのが、この↓イベントです(ここから宣伝!)。





■夫婦ゲンカでは解決できない問題について、有識者と考えるイベントやるよ
































(※ポスター&チラシのデザインは、このブログのデザインでもお世話になったbandicootさんだよ!bandicoot | Design&illustration | tokyo




以前、「迷走する両立支援」という本を、こちらの記事(ある日、あなたが、長時間労働できなくなったら。〜「迷走する両立支援」を読みました〜 - kobeniの日記)でも紹介したのですが、その後、他にもたくさんの方がブログやツイッターでこの本について話題にし、あれよあれよという間に「著者の萩原さんの講演(当日は、対談という形を取ります)」に至りました。
私はこのイベントで、構成とか宣伝のお手伝いをやったりしていますが、社会問題としてのワークライフバランスに対して、ここまで高い意識を持って取り組めるのは、復職直後だけではないか。という思いもありました。この先、何年も仕事しながら育児していくのですが、そうするとおそらく、いい意味でも悪い意味でも、その環境に適応してしまうと思う。「なんか、おかしい!」という気持ちも、「ああ、そんなこともあったわね〜」と忘れちゃって、わたし独自の方法で乗り越えていくんだろうなと思うのですね。だって、そうするしかないですもん。現実には選択肢があまりに少ない。
今だからこそ、自分にできることがあれば、やってみよう、と思ったわけです。



復職後、自分にしてはかなり仕事をセーブしているが故、若干エネルギーを持て余していたところ、このイベントのボランティアスタッフの輪に入れて頂き、本当に良くして頂きました。みなさん賢くてがんばり屋さんで、私はいつもこのイベントのMTGを、楽しみにして出かけて行ったものです。ツイッターを本格的に始めたのも一年前でしたが、それがきっかけで彼らに知り合えて、イベント開催にまで至ることができたというのも、この一年の大きな収穫だったと思います。途中で、ツイッターで活動を見ていてくださったライフネット生命のWEBチームの方*2が、同社のご好意で、機材や場所など全面的にバックアップしてくださることになり、そこからイベントの実現が急速に進みました。あらためて、ツイッターの威力を思い知らされましたです…それにしてもライフネット生命さんは素晴らしい会社ですね!(えっ、まだ子供の学資保険決めてない?そこでライフネットさんですよ、生命保険業界の風雲児ですよ奥さん。詳しくは下記のはてなの記事必読!)※ライフネットさんは学資保険はやってないんだって。訂正します、すみません。。




仕事に育児にバタバタの毎日の中では、違和感も無力感も、ついつい根性論や、あるいは裏技的なライフハックでもみ消してしまいがちですが、このイベントでは有識者の力を借りることで、そういった問題に正面から向き合います。「問題は、問題が見つかった段階で、90%は解決しているんだ(byうちのダンナ)」そうですし、少しでも皆さんのモヤモヤを解消できるイベントになればと、スタッフ一同さいごの追い込み準備をしております。………詳しくはweb(WLB_cafe presents 『迷走する両立支援』対談&著者と読者の交流会 〜格差と少子化の国のワークライフバランスは、いま〜)へ!あと、本は読んでおいてもらった方がより充実した時間になりますよ、きっと。今ならまだ、会場での観覧(30名まで)もお席に余裕がありますので、ぜひお申し込みください。毎週土曜にイベントの布石としてやっている「ワークライフバランス・カフェ」もあります。→#wlb_cafe 詳しくは下記リンクで!


ボランティアで、UST中継を中心としたイベントを体験すること自体、私にとっては初めて(とても貴重)なので、終わったらこのブログで、振り返りとか反省もしたいと思ってます〜。




それでは、次の一年も、ゆるゆる仕事&育児&ブログ(もちろん「はてな」で!)やっていきますので、今後ともごひいきに、お願いします!!





kobeniより




●「ワークライフバランス・カフェ」については、こちらワークライフバランス・カフェ スタッフ日誌
twitterアカウントワークライフバランス・カフェ (WLB_cafe) on Twitter



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*1:サンデル教授のことあまりよくわからずに言ってますすいませんすいません

*2:twitter:@Maskye いつもお世話になってます