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kobeniの日記

仕事・育児・伏し目がちなメガネ男子などについて考えています

うちのダンナがブログを始めました/育休切りと「Vokers」

育児 はしやすめ 働く女性

こんばんはkobeniです。早いもので2月ですね。最近うちの息子は、何を見ても「パパ」って言います。先日は東方神起に向かってパパと言っていました。たぶん違うよ息子。


さて、まだ「パパ」と呼ばれないうちのダンナですが、前回の記事のブクマが200を超えてしまったため、とても調子に乗っています。なんと、ブログを開設するのだそうです。


「まあ生まれてきてごらんなさい、最高に素晴らしいことが待っているから」


手前味噌ながら、けっこう面白い記事だと思うので、ぜひ読んでやってください。非コミュ×育児という、多少ムリのあるコンセプトのブログですが…ただし我々は夫婦といえども独立した別の人間なので、ここではサラッとリンクだけ貼って終わりにしたいと思います。



さて、私の方ですが、twitterでは「育休切りって問題だよね」というのを、フォロー&フォロワーの皆さんと一緒に考えてみたりしてます。「取締役5人に囲まれて、『あなたは明日から来なくていいから』と言われた」とか、復帰したらいじめに近い行為にあってる友人がいるとか、そんな生声が聞こえて、なんとかならないのかな…と。ただしこの問題は、「総合職男性が家族を養うモデル」の在り方を根本に、非常に根深い問題になっていて、部分的な議論ではなかなか前に進めないようです。正規・非正規の格差の問題や、職務領域の在り方の問題、解雇規制についてなど、どうやら色んな面からの変化を起こさないと、根本的な解決にはならないみたいです。(ただしこの問題について考えることは、男性の、かなりムリのある働き方を見直すことにも繋がるので、意義はあると思うのですが)


雇用の流動性が高いアメリカには、「glassdoor」というサイトがあります。自分の会社の情報を登録すると、その代わりに掲載企業の口コミ情報が見られるというものです。職種や役職に対して払われている給与や、レビューが生々しく掲載されています。しかも、「over 70,000companies(7万社以上)」。まだ働いてない学生さんも見られるようですね。


Glassdoor – an inside look at jobs & companies



日本にも、同じ形で、自社の情報を提供することで他社の情報を見ることができる「Vokers」というサイトがありました。


「社員による会社評価」 就職・転職リサーチ Vorkers


今回、悪質な育休切りのようなことをした会社が、今後もまたするかどうかは、分かりません。ただ、ひとつ言えるのは、女性活用や、ワークライフバランスの問題に、「取り組む企業と取り組まない企業」があり、法律も「守る企業と守らない企業がある」ことは、この先何年かは変わらないと思います。そしてそれは、「大企業だからやる・中小企業だからやらない」とも、あながち言い切れないと思います。これはもちろん、パワハラやセクハラ、労働時間の管理等でも同じことではないでしょうか。


(中小企業でWLBに取り組む会社の例です)
アンチ成果主義結実/岐阜の「未来工業」(11月11日 朝日)



いろんなご意見や資料を読んで混乱してはいるものの、私の正直な感想は、「難しいことはよくわかんないけど、出産したらクビになるような会社には、最初から入りたくないなあ」ってところです。Vokersを見てみたら、女性と男性のコメントに大きく乖離がある企業もありましたし、大企業でも「やっぱ遅れてるな〜」という会社もありました。問題は、こうしたことが、入社前にはなかなか分からないということです。若い頃は「風通しのいい会社だな〜」と思える会社でも、結婚や妊娠・出産が近づいてくると、やっと現実が見えてくる、ということはあると思います。まして新卒での入社時に、そこまで意識して情報収集できるか?というと疑問です。(もちろん、いつ社外に出ても通用する力をつける。とか、雇われないで生きる力をつけるとか、そういった処世はありますが、ここでは置いておきます)


Vokersは、大企業には有効そうです。ただ、まだ掲載企業件数も少なく、中小企業の場合は従業員数が少ないため、個人が特定しやすくなってしまい、書き込みが進まないかもしれません。また女性活用についても、子持ち女性の管理職比率とか、育休取得者の実績数値といった、踏み込んだ情報までは得られません。
とはいえ、企業のコンプラ遵守が、社会からのニーズに影響を受けて進む側面があるならば、企業HPや、その企業がお金を払った広告として提供される求人情報でもない、フラットな評価—口コミや、信頼できる第三者による評価等というものが、もう少し充実してくることで、それが企業に対してなんらかの影響力を持つというようなことがあっても良いのでは?と思ったりしている、今日このごろです。男性の方からも、「育休切りするような会社には、男性でも入りたくない」という声がありましたし。


まだまだ、考えている途中なので、一緒に考えてくださる方がいれば、うれしいです。私はただの場末のママブロガーですが、いち個人としてできることも、きっとあると思うので。



参考記事:
少子化問題の整理 - 社会学者の研究メモ

“女”じゃ、ナゼいけないのですか?:日経ビジネスオンライン