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kobeniの日記

仕事・育児・伏し目がちなメガネ男子などについて考えています

ハンドルネームが好きです

インターネット

はてなを使い始めたのが2008年頃で、その時に適当に取ったidがkobeni_08でした。なんとなく名付けたハンドルネームを名乗ってもう6年になります。
私はインターネット歴≒はてな歴なので、インターネットの世界では非常に新参者なのですが、よくわかっておらずに始めた割に、ハンドルネームを名乗るということがすごくしっくり来ているので、その話をつらつらと書いてみたくなりました。今はTwitterが人気なので、ハンドルネームとも言わないのかな。アカウント名と言った方がいいのかな。あんまり目新しい話はないですし、個人の日記レベルのほのぼのエントリです。ご了承ください。

 


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別に実名を知られたくないとか、会社にバレたら怒られるとか、そういうんじゃないんだけど。ここで文章を書く時に「kobeni」っていう、文字列自体にはあんまり意味がないような感じの名前をいちおう名乗っておく、それがすごく自由な感じ。この「自由な感じ」が、いちばん好きなところです。
私の場合、実名の自分はほぼ会社人の自分なので、ここで文章を書く時に「会社の私は関係ないじゃん」という気持ちであることが大きいかな。もちろん、仕事で得た知識を活かして文章を書くこともあります。でも、どうだろう。実名をプロフィールに入れていたら、ここまで伸び伸びと書けるかなあ。ちょっとわからない。
ブログを書く、という目的だから、この「半匿名」状態を好ましいと思うのかもしれず、だから私にとってハンドルネームは「ペンネーム」に近いのかもしれません。
ちなみに、これは「匿名」とは異なるのはお分かりですよね。実名ではないけど、同じ名前で発言を積み重ねていきますので、匿名とも違うのです。



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kobeniの名刺も持っているのです


言葉って、常に「話者」と「発言内容」がセットで見られてしまう宿命にあると思います。特に議論の時なんか、ほんとはこれらを切り離して、発言内容だけで評価するのが好ましいと思うのだけど、なかなかどうして、そうもいかないのが人間です。どうしても、「あの人が言うんだから正しいだろう」とか、「またあの人が変なこと言ってる」とか、そういうふうになりがち。
会社名とか学歴とか、なんらかの実績とか? そういう、話者とセットになっている肩書きなしに文章を書くならば、文章それ自体で信頼されなければならない。そういうところが清々しくてよいです。(もちろん発言を積み重ねることで、ハンドルネームも「人格」化してしまうので、完全に発言内容のみで評価されるというわけではありませんが……実社会における「話者」とは切り離せる、という程度です)

「のび太のくせに」ってあるじゃないですか。のび太が何を言っても、基本的にジャイアンは聞く耳持たない。相手がのび太だから。Facebookとか実名のSNSをやってると、何を書いても茶化してくる人、いませんか? その人たぶん、話者と発言内容を切り離せてないんです。またドジな後輩がなんか言ってるよみたいな。話者しか見てない、のび太のくせに状態。もったいないですよね、ジャイアンに見せてる顔(だいたいおびえてる)と違う顔の時に、のび太、すごくいい事言ってるかもしれないのに。
そういう、実名の話者が持つしがらみを一切切り離せるところが、ハンドルネームの良いところだと思います。



しかし世の中には、ハンドルネームを名乗るという文化に全く親しみのない人がいます、というかそういう人の方が多いです。だからオフ会などに行って「kobeniです」と名乗ると、「こべに…とは…?」みたいな反応をされることもあります。インターネットでハンドルネームを使い、オフ会でもそれを名乗るというのは、昔からネットを使っている人には馴染みのある行為かと思いますが、ユーザーが爆発的に増えて、FacebookやLINEなどをメインに使う方も多い中で、ハンドルネームの必要性も薄れてきているのかもしれません。
さいきん「二枚目の名刺」という言葉があったりしますが、会社の外でもなにか活動する人も増えてきていますね。さらに言えば、会社やそれに付随する人間関係に対して、そちらの活動を隠すことも減ってきているのかなと思います(その方向性は実に好ましいことだと思う)。だから、顔をいくつか持っていてSNSを駆使して活動していても、名前はぜんぶ実名、っていう人もけっこういるのかなと。
2年前に、はてなのユーザーイベントをやったのですが、そういう場でさえ、「ハンドルネームのみで活動している」という人はすごく少なかったなあ。まあ、理由は色々と想像ができますね。


しかしそれでも私はハンドルネームが好きです。ハンドルネームが好きなんて、いまやちょっと古風な人になりつつあるのかもしれないが。
はてなで知り合った人とオフで会う時は、みんなid(しかもちょっとへんてこな)だからとても気がラクなんだよね…あと久谷女子も、実名で活動してる人も多いのに、奥付の執筆者名が@から始まるアカウント名だったりして、id上等!!感があり、心地よいです。


今のところ、ブログやTwtterで知り合った人には、ハンドルネームで呼ばれる。という生活にそんなに支障はありません。リアル知人で、自分がkobeniとしてやっている活動に興味を持ってくれそうな人がいたら、そっと耳打ちするようにしていますし。でももしかしたら、そのうち限界が来るかもなあ…なんか面倒くさくなって。と思う程度には、それなりに面倒くささと肩身の狭さを感じます。とりあえずまだ今はこれでいいや、って思いますけど。


最後にですが、私と同じように、「自由な感じ」を得るために、今まさにハンドルネームをつけようという方。なるべく「人の名前」「あだ名」っぽくしておくのをオススメします。呼びやすいのがいいよ。あ、でも、はてなハイカーのid:background-colorさんは「背景色さん」と呼ばれていて、名前が「背景色」ってカッコ良すぎるよね!と思います。ご本人にお会いした時に聞いたら、これまたスゲー適当につけた(たぶんid取る時にたまたま、その文字列が目に入った?)って言ってたけど。それにしても、ハンドルネームの由来を聞くのは楽しいですね…!

 

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